フィンランド・ヘルシンキの電車の車内
入口すぐのスペースは必要な時にシートを倒して使うような
作りになっている
最初、ここには結構派手な格好をした若い女の子と
70代くらいの女性が座っていて
しばらくして停車駅でベビーカーを押したママさんが乗ってきて
その若い子に何やら一言ささやいたら
若い子はさっと立ちあがり他の席へ移動
ママさんはベビーカーを置いて
年輩の女性に移動してもらうことはせずに
近くの空いてる席へ
その後
赤ちゃんが泣きだしたので
ママは赤ちゃんの元へ
そして、年輩の女性と一緒に会話しながら
赤ちゃんをあやし
その後すぐ年輩の女性は下車したので
ママさんは横のシートを倒して赤ちゃんの横に座り
楽しそうに歌を歌って聞かせていた(^-^)
70代くらいに見えた女性
こうやって改めて写真で見てみると
姿勢がとても美しく、かっこいい!
ベビーカーの為にさっと移動した若い女の子も
堂々としたママさんも
姿勢のいい、かっこいい年輩の女性も
みんなが自然に当たり前に行動してること
「ベビーカーは優先」
そこに申し訳ない感情とか、譲ってあげたという感情も
ないと思う
北欧に行くと
時々みかける光景で
いいなーって思う光景
電車に乗っている人の数や
電車の広さの違い
働き方や生き方に対する考え方の違い
大事なものの優先順位・歴史・・・
色々違うから日本ですぐに取り入れられないだろうことは
想像つくんだけど
こういう光景を見ると
例えば10年後
ママたちがベビーカーを押しながら
赤ちゃんと一緒に出掛けることを躊躇しなくなる社会にするためには
いったいどこから始めればいいんだろう
すごーく課題があって
一個一個崩していく作業なんだろうなー
でも、そんな社会になるといいなーって思う