パリの地下鉄でのこと
結構地下鉄は混んでいて、座れないことが多い
でも、今回は、座れてほっと一息していたところ・・・
アコーディオンの音が聞こえてくる
座ってるし、心地良い音量でBGM聞こえるし・・と気持ちよくいたんだけど
ん? んん?
音がどんどん大きくなってくる!
ふと目を向けたら、アコーディオン持ったおじさんが
どんどん近づいてくる
しかも、乗客になんか、要求してる~
なんか、目が合ったらよくない気がする
拍手とか、写真とったら完全に、お支払いが発生する気がする(^▽^;)
そんなこんなで、電車を降りてから
こそっと撮った写真が1枚
その後も、電車の中で楽器を演奏する人を度々見かけて
駅員さんも居ないし、誰も彼らの行動に何か言う人はいなくて
彼らは演奏しながらたぶんお金を稼いでいるみたい
実際、お金を渡している人は見ていないのだけど
他にも、演奏とかはしていないけど
お金を入れてもらう缶を持って
何かを訴えながら
車輛の中を歩く女性も何回か見かけた
移民なのか、どういう事情でそうしているのか
働けるところが無くてそうしているのか
それが、実は簡単に稼げる方法だから、そうしているのか・・
それは分からない
ほとんどの人が見えていないみたいな反応だったし
もしかしたら、観光客が払ってくれる率が高くて
観光客の利用が多いと言われる地下鉄でしているのか
色々なことを頭の中で、考える・・・
っていうか、元取れるのかな?と余計なお世話の心配まで(^▽^;)
パリ市内はどこまで行っても1.9ユーロだから・・
250円くらい
1日いれば、元くらいはとれるんだろうな・・と思って
そして、たくましいな~と思って
普段、日本に居るとあまりまだ身近に感じない
「移民」ということを意識して
生まれた国で生き続けられないってどんな気持ちだろうとか考えて
(←完全に移民の人たちだと思い込んでるな)
旅に出ると、思ってもいないところで
頭や心を刺激されることがある
そして、私がもし日本にいられなくなったら・・どうやって生きていくんだろう
(←やっぱり、完全に移民の人だと思っている)
缶を持って歩きまわるだけよりは
何かを提供して、その対価をもらえたら、そのほうがいいな・・
でも、絵も描けないし
歌も下手だし
楽器も演奏できないぞ!!
ど・・・どうしよう(^▽^;)
とりあえず、日本に生まれ
今、暮らせていることに感謝している