色んな縁があって巡り巡って
数年前 我が家にやってきた赤いタイプライター
タイプライターは短大時代に英文タイプの授業で
少しだけやっていたことがあります
文字を打つ時の力の入れ具合は
パソコンのキーボードよりだいぶ強く
(パソコンがオルガンなら、タイプライターはピアノでしょうか)
英文タイプでキーの並びを覚えた私は
仕事でパソコンを使い始めた時
キーを打つ力がどうしても強くなってしまい
音もうるさくて・・・
体で覚えたことって数年やらなくても
その場面になれば自然に出来てしまうようなメリットもあり
頭ではわかっているけど、体が勝手に反応しちゃうんだよ~というのが困ってしまうことでもありますね。
タイプライターってカーボン紙と紙を挟んで印字するから
間違えたら、パソコンみたいにデリートキーで
そこだけ消して打ち直すことができなくて
最初からやり直しなんですよね。
そういう手間がかかる面倒くさい機械ってどんどん無くなって
しまうのかなーと思とうちょっと寂しい気がする
もう使うことはないだろうけど、捨てられなくて
でも、捨てなくてよかった♪
しばらくは店頭を飾ってもらうことにしました
時々、お客様の中にも、昔タイプライターをやっていた方が
いらして「とても懐かしい」と当時のお話しをしてくれるのが
嬉しいです
元々の役割とは違うけど
今また、新たな役割を担って私を楽しませてくれています。
このタイプライターはブラザーというメーカーのものです
私の中では、ブラザーといえばミシン
ミシンと言えば、昔、実家にあった足踏み式の母のミシンを
思い出します。
(それがブラザーだったかは不明なのですが(;'∀'))
今のミシンはとってもコンパクトですが
母のミシンは大きくて
私の記憶の中では小ぶりな勉強机みたいなサイズ
ガチャンガチャンと音も大きかった気がします
きっと作りはシンプル
今のミシンの方が進化してボタン1つで
出来ることがいっぱいあるだろうけど、それでも真っすぐのものしか作ったことのない私には
手と足(足踏み)を両方器用に使って
一枚の布を私や妹のワンピースにしたり、可愛いバッグにしてしまう母って凄いな~と改めて思います
残念なことにその器用さは私には引き継がれませんでした(;'∀')
たまに、あの大きくて場所をとるミシン
2階の部屋から聞こえてくるミシンの音を思い出すと
少しだけ使ってみたかったな~なんて思います
(数秒で逃げ出すとは思いますけどね~)
こういうことを思い出すと
自分が昔から、道具や物が好きだったこと
便利なものより味わいや雰囲気があるものが好きなこと
に気づいたりしますね~
例えばムーミンやスナフキンのように
長年に渡って愛される!
そんな、ずっと大事にしたくなるようなものを見つけてご紹介するお店で
ありたい!と思っている
北欧雑貨・自然素材・オーガニックの
店live&grow(リブアンドグロウ)
店主Keikoでした(^^)/