ちょっと難しそうな本を読んでみました。
随分前に図書館で予約していて、忘れたころに
順番が回ってくることはよくあること!
それが、わりと今必要な情報を運んできてくれることがあったりして、面白いのです。
(時々、なんでこれ予約した?私よ!)っていうこともありますけどね。
本って読むタイミングによって拾えるものが違いますね。
この本のテーマは「時間管理術」「目標設定の立て方」「雑談の効用」「謝り方」など色々。やる気が出ない・自信がない・人からどう思われるか気になる・変わりたいのに変われない。というような悩みに科学的な研究から答えを示しています。精神論や根性論はもう・・ちょっと。なんて感じている方にいいかも。
私が気になったのは・・・
【見た目の心理学の研究結果】
服装は「仕事の質を変える」と知ること
服装次第でなりたい自分を表現したり、仕事の質を高められる。
服装が「自分の役割を果たすための能力」を最大限に引き出す手助けになることを米ノースウエスタン大学の心理学者たちが発見したそう。
土地柄・周囲の雰囲気に合わせた服を無理矢理着たり、
他人に好印象を持ってもらう為だけに服を選ぶことよりも
自分に自信が持てる、自分がしっくりくる服装をしている時の方が
他の人にも好印象を与えられているそうです。
成功する服選びは「自分らしさ」を最優先すること
具体的な行動としては、
選んだ服を着ていて「気分がいいか」チェック
選んだ服が、自分の個性を表現しているかチェック
【生産性を上げるポーズ】
体と心の関係についての研究 ハーバード大学のパワーポーズの研究で
体を開くポーズをとると「無力感」を「自信」に変えることができるということがわかっているそうです。
自信を起こさせるベストなポーズは文化によって様々なようで、
アメリカでは、「机の上に足を乗せる」というポーズが最も効果的なポーズの1つだそうですが、日本・韓国・中国では「背を伸ばして立つ」「腕をまっすぐにして座る」と書いてありました。
例えば、小さいスマホを操作して作業している時は、姿勢が閉鎖的に窮屈になる影響で自信が持てなくなりやすいという結果が出たり、
大きいデスクトップのPCを使うことで逆の効果が表れたそうです。
体が精神に影響を与えるのは
【体の姿勢】と、もう1つ【物理的空間の感覚】
肉体的にどれだけ制限されているか、視界の広さや天井の高さなど。
どちらにも特性があり使い分けるとよいということ。
閉ざされた空間では、具体的で細かく綿密な考え・思考が呼び起こされる。
広がりのある空間では、大きな事を考える・アイデアを生み出す助けになる。
自分が今、何をしたいのかによって、身を置く場所や姿勢を選ぶと良いようですね。
全ての項目に具体的な方法が載っていて、実践しやすいようにまとめられていました。
例えば、いい考えが浮かばないとか、マイナスのことばかり考えてしまうとか、やる気が出ない・・そういう時は、自分を責めたりせずに
姿勢を変える!場所を変える!
私は伸びをして深呼吸する!や、胸を開く姿勢で肩回しをする!(体の姿勢)
窓を全部開けて空間の空気を循環させる!外に出る!(空間の感覚)
と、やる気スイッチが入りやすいです。
ま、それでもダメな日は、「今日はダメな日!」と諦めます♪