「有るもの」が「消えていく」ということ、
消えたものにまつわる全ての事、思い出、関係性が
無になってしまうということ。
原作を読んでから時間がずいぶん経っているからと
いうのもあるかもしれませんが、
文字を読んで想像した時より、映像で見せられると、
よりリアルに「怖い」という感情が込み上げました。
本当に大切なもの。
無くさなくても、気づいて、忘れないでいられるといいな。
映画の中で、出てくる景色もとても素晴らしいです。
函館 小樽の街 坂道や海
アルゼンチン ブラジルの街並
鮮やかな色・パワフルな音楽・空間・人々
世界遺産 イグアスの滝
映画と小説 それぞれ違う魅力を感じます
本は当店で貸し出し中です。
ご興味のある方は是非!
ストーリーの中で、数々の名作映画の名セリフが紹介されています。
気になったセリフの映画を見てみるというのも、また面白いかもしれません。
「道を知っていることと、実際に歩くことは違う」 (ホントにね~。) マトリックス
「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない」
(うんうん。そうだそうだ!聞いてくれる人がいるって幸せだよね~) 海の上のピアニスト
本も映画も、見直すと以前とは違うことを感じたりします。自分が変化しているから。
そして見たことで、また何か変化するんだろうな。